2016年5月28日土曜日

5. 『沈黙は金』は海外では通用しない!?

こんにちは!新田です。


前回のメルマガにもご感想を下さった方々
どうもありがとうございました。
前回は特に反響が大きかったです。


”地震情報、とても参考になります。

他の国から来られた人にとっては、

どんなに恐ろしい体験でしょう。

英語でできること、今自分ができることを考えるのは、

大切なことですね。”


”外国人との会話が苦手だった原因に、

どこから来たの?とか、

何で聞いたり聞かれたりしなきゃいけないの?って

疑問があったのです!

どこから来たの?日本。

どこから来たの?アメリカ。

だから?って。

理由が分からなかったのですが、

そこがクリアになりました!”


”インターに通わせる子供の

ネイティブの先生とお話したいのに

何を話したらよいか分からなかったので

まずは先生との共通点を見つけてみようと思えました”


このようなご感想を頂くと
お伝えしていて本当に良かったと
大変励みになります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


それでは今日も隙間時間で
自分磨きをして参りましょう☆




★今日の目次★----------------

【1】『沈黙は金』は海外では通用しない!?
【2】私が英語と恋に落ちるまで ”父と英語”編

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【1】『沈黙は金』は海外では通用しない!?
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さて、前回までのメルマガで


X: How are you (doing)?
Y: Good. How are you?
X:(Pretty) good!


Y: Where are you from?
X: I'm from A, it's near B.
   A is famous for C.

   (it's on the same side of B')
   (it's on the opposite side of B'')


X:Where are you from?
Y:I'm from D
X:I've never been to D yet.
  How do you like your country?
  Is there any place you recommend?


Y: Have a good day!
X: You too!



このフレーズはもう口に、唇に定着しましたね?


Where are you from?


の一連の会話のあとに聞かれるフレーズは
これまた決まっています!
面白いくらい同じことを聞かれます(笑)


What brought you here?


あなたはなぜここに来たの?


直訳すると何があなたをここに連れてきたの?
となりますが、


Why are you here?


と言わないのは
Why?と聞かれると、
何でいるの?と詰問されているように
感じるからでしょうね。


What brought you here?


私のように夫の海外赴任に伴って
海外に来た場合に使える表現を
まずはシェアしたいと思います。


何度となく聞かれる表現。
私は んー夫の仕事の都合なんだけど・・・


My husband is working here.
We came along with him.


このように答えていました。
すると、この次の質問は決まっていて


What does he do?
どんな仕事しているの?


いや~どんな仕事と言われても・・・
えーい、役職で答えちゃえ~!


He is a ●● at his company.

しーーーん・・・


そりゃそうですよね、日本でも初対面のママに
主人は会社で●●しているんです~
なんて言ったらドン引きされますよね。


実際、ネイティブの先生にも確かめたところ
アメリカでも


What does he do?


と聞かれて役職では答えない方がいいと言われました^^;


He came oversea to oversee the staff in the factory at 〇〇 company.


模範解答です
私が英語を習っている
ボランティアのネイティブ先生は
韻を踏むのが大好きなので
(アメリカンに共通することですが)
overseaとoverseeをかけていますね。


でも実際にこれをspeak outしようと思ったら
なかなか口に、唇に定着しないと思います


ですから、

He oversees the staff at 〇〇 company.


だけで良いです。
なるべく応用の効く形で口に定着させましょう。


もし、あなたのご主人が自動車メーカーの所長として
赴任されていたとしたら


He oversees the staff at auto manufacturer.


と答えてみてくださいね。


もし、あなたがあなたの仕事(例えば営業)で
海外赴任しているなら


I'm working in sales.
I've been working in sales for ●years.

このように答えられますね。


さて、共通点を見つけたいネイティブは
もし、ご主人の仕事に関して共通点がなかったら
今度はあなたに話を振ってきますよ!


What do you do?
Are you working or staying at home?

働いてるの?専業主婦?



日本のママ同士の話で
初対面でここまで話しますかね~?


繰り返しますが、あなたを詰問したくて
根掘り葉掘り聞いてくるのではありません(笑)


初対面の人に対していろいろ質問するのは
欧米人の礼儀なんですね。


質問する=あなたに関心があることを示す

質問しない=あなたには関心がないと示してしまう


極端に言うとこういうことなんです。


よく、日本人は目を合わせずに
下を向いてダマーってしまう


と言われますがこれは

『あなたに関心がない』

と態度で示してしまっているようなものなんですね。


もし、何を言ったらいいか考えているときには


let me see
let me think


と考えていることを
相手に示してください


一般的に欧米人は
沈黙をあまり好みません


日本なら

”あ、この人は控え目な人なのね”

で通りますよね。
むしろ美徳とさえ捉えられます。


『沈黙は金なり』


このようなことわざがあるくらいですからね。


一歩、日本を出ると
相手に質問することで興味を示し、
質問されて自分について
説明を求められる機会が
一気に増えます。


アメリカでもビジネスシーンにおいて
敢えてSilence is goldを
戦略として用いる場合もあります。


けれど、カジュアルな日常英会話においては違います。
例えトンチンカンなことを質問している、
と思われたとしても印象には残りますよね。
その後、良好な関係を結ぶキッカケに
なるかもしれませんよ♪



次回のメルマガで


What do you do?


あなたは何してるの?


こう質問しますので次回までに
私だったらどう答えるかな?
考えてみてくださいね。



”専業主婦です”
”自営業しています”
”●●会社で働いています”


属性だけではなく、
何か相手が質問したくなるポイントを
意識してみてくださいね^^
ネイティブは『共通点』を探しているんですよ~


今日のまとめです。


Y:What brought you here?
X1:My husband is working here
    We came along with him.
X2:I'm working here
    My family came along with me.


Y1:What does he do?
Y2:What do you do?


X1:He oversees the staff at ●● company.
X2:I'm working in sales.
I oversee the staff at the sales department.



何度も声に出して口に、唇に定着させてくださいね。
私の場合、何て言ったらいいの?
と思われる方は返信にてご質問くださいね。


一連の流れをシェアしたら
相手が質問したくなる
コミュニケーションのコツも
お伝えして参りますね♪


*ビジネスシーンで役職を答えることは至って普通です。



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【2】私が英語と恋に落ちるまで ”父と英語”編
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