2016年11月24日木曜日

17. チップの文化はあなたの心も満たすもの!?




こんにちは!新田です。


いつもご講読下さいまして
ありがとうございます。


ご感想を下さった方々
どうもありがとうございました。


まずは前回、第16回へのご感想です。


『アルメニア人のとの
お話の展開、こういう風に
話をどんどん次に次に繋げていけたら!
といつも思います。
英語ではまだまだですが
その前段階の日本人とでも
そう思います。』


次に第3回へのご感想です。


『私はアメリカ滞在、明日で5年を
迎えようとしているのですが、
(中略)
先日、初対面の現地女性と
お話しする機会があり、
どこから来たの?
日本のどこ?
ツナミのこと。
まさに、今回のゆかりさんのお話
その(もの)でした。』


大変励みになります。
少しでもお役に立てると
嬉しいです。


それでは今日も隙間時間で
自分磨きをして参りましょう☆



★今日の目次★----------------

【1】チップの文化はあなたの心も満たすもの!?
【2】私が英語と恋に落ちてから~人生は振り子~ 就職編③

-----------------------


前回はレストランでの
注文の仕方と
ウェイターさん達との
話の広げ方について
シェアいたしましたね。


今日はチップについての
情報をシェアしたいと思います。


チップは日本にはない慣習ですので
慣れるまでは悩まされますね。
私もまだ正直、慣れていないです。


先日、海外在住の
クライアントさんとも
チップの話になったのですが
この文化ってアメリカそのもの
ですよね、って盛り上がりました。


というのも、
チップは相手がしてくれた
サービスに対して
”感謝気持ち”
を示すもの、なんですね。


この与える精神は
アメリカの文化そのものだなと感じます。
ドネーション(寄付)や
ボランティア活動は当たり前、
ボーイスカウトにガールスカウトにと
奉仕精神に溢れています。
たまたまかもしれませんが
心豊かな方たちが多いように感じます。



子供たちも小さい頃から

『How Full is Your Bucket? For Kids』

という本を読んで

filling someone else’s bucket also fills his own


”相手の心のバケツを満たすと
 自分も満たされる”

その精神を学びます。
もしご興味があれば
大人版もありますので
手に取ってみてくださいね。


『HOW FULL IS YOUR BUCKET?』


渡米2年目、私は最近、
英語を単なるコミュニケーションツールとして
見ていていいのだろうか?
木を見て森を見ず、になっていないだろうか?と
自問自答するようになってきています。



英語を学ぶということは
単に難解な英文が読めるようになる、
英語を100%聞き取れるようになる、
正しい文法で英文が書けるようになる、
ただ通じる英語を話せるようになる、
それだけはないような気がしています。


これは私がこれまでお伝えしていた
異文化コミュニケーションを
理解することが大切ということに加えて、
その英語、英文から読み取れる
背景、情報、イメージ画像、
つまり、英語圏の文化や
宗教、政治、地理などにまで
想いを馳せる必要性を
感じています。


目標値を設定するにしても
アプローチの仕方、考え方を
もっと先にもっと深いところに
持っていくということです。
私であればただ単に
英検1級、TOEICオーバー900を目指して
文章題をひたすら解くのではなく
英語の成り立ち、背景、
英文の後ろにいる人たちにまで
想いを馳せて視点を広げながら
取り組む。


話すと長くなりますので(笑)
またおいおいお伝えして参りますね。


ではまず始めにお会計の仕方からです。
欧米では先に注文と会計を済ませてしまう
ファーストフード店を除いて
”テーブルチェック(会計)”が基本です。


たまーにアジア系のレストランでは
日本と同じでレジで
会計するお店もあります。


ですがほとんどは
テーブルチェックですので


Could you please bring us the check?
Can I get the check, please?
Check pease.

「お会計を持ってきてもらえますか?」


そう伝えて会計をテーブルに
持って来て貰います。


ここでも、なぜ欧米では
わざわざテーブルで
会計するのだろう?と
その背景にまで想いを
巡らせてみるのです。
英語を学ぶということは
まさに文化を学ぶということですね。
暗号や記号を学んでいる訳ではない。

(あ、また長くなりそう・・・^^;
ぜひ考えてみてくださいね♪)



次にチップは英語で

Tip
Service Charge
Gratuity

になります。


もし、レシートに “Gratuity Included”
と書いてあれば
支払いの合計金額には
既にチップが含まれています、
という意味になります。


チップの支払い方法は
現金 か カード
の2種類です。


チップの基本額はアメリカでは
合計の15%~20%が一般的です。


レシートに

15% ○$
18% ○$
20% ○$

と書いてある場合もあります。
とっても助かります^^;


書いてない場合には
携帯の電卓で計算しています。


現金の場合は、手渡し
またはお勘定皿の上に。
現金なら1$札以上が
マナーです。


カード払いの場合は
レシートに “Tip”と “Total”の欄があり、
それぞれの枠に金額を記入することが可能です。
チップを○$ににして足して記入する人もいますし
合計を切りのよい数字にする人もいます。


ファーストフード店や
テイクアウトのお店では
チップは要りません。


前回のメルマガのような
感じのよいウェイターさんが
多いですが、
中にはこれでもかってくらい
しつこく


Everything is OK with you?
How was your meal?


と聞いてくるウェイターさんや
ウェイトレスさんもいます。
どんな方にでも


It was a wonderful meal, thank you.
We enjoyed meals, thank you.
It was delicious!
We liked it!


と笑顔で伝えてくださいね♪
あなたの心のバケツと
相手の心のバケツ、
両方を満たしましょう。


今日はTip繋がりで
もう1つだけTips(ヒント、秘訣)を
お伝えしますね。


みなさん、学校の先生を
アメリカ(私が住んでいる地域)では
何と呼ぶかご存じですか?


例えばわたしを新田先生と
呼ぶとしたら?


Mrs.Nitta


ですね。
でもね、もし私が


Miss Nitta


と呼んで欲しかったら
それでもO.K.なんですって!


Mrs.は結婚してる人
Missは結婚してない人
その差別をなくすためにMs.


という風に学校では習いませんでしたか?
実はこの考え方は古いそうです。

そして、結婚していようがしていまいが
目上の人を呼ぶときには
MissかMrsを付けましょう、と
子供に躾している家庭が多いそうです。
(あくまでもワシントン州アナコーテス界隈の話。
西海岸と中央や東海岸とでも
考え方に違いがあるそうです。)


例えば3歳の次女を預かってくれている
ドーンさんを次女yuyuに呼ばせるときは


Miss Dawn


と呼ばせています。
ドーンさんは先生ではないのですが
日本語で言うところの

ドーンさん

つまり、ファーストネームを呼び捨てにして

ドーン

と呼ばせる訳ではなく

ドーンさん

と呼ばせていることになるそうです。
なぜ、結婚しているのに

Mrs.Dawn

じゃないのか?
それはその人がどう呼ばせたいかによるとか。
その辺の見極めはむずかしいですよね~。


日本でもおばさん、と呼ぶのか
おねえさん、と呼ぶのか微妙なときありますよね?
それと同じ感覚の様です。

ゆかりさん、と言うのも


Miss Yukari


でO.K.
まだなんとか30代なので


Miss Yukari


って呼んでもらおうかな^^
ドーンさんと私は同じ歳だし!


一方、男性は簡単!(笑)
みんな


Mr.Nitta


で大丈夫です!


先生なのかおじさん(お兄さん)かの
違いを知るには
ラストネームにMrを付けているのか
ファーストネームにMrを付けているのかで
判断できるでしょうね。


因みにこれは子供にも当てはまります。
会って間もないママ友の子どもを
ファーストネームで呼ぶとき、


Miss

を付けることで~ちゃんと
丁寧に呼ぶことになります。

うちの子であれば

Miss yuyu

でyuyuちゃん、と
呼ばれていることになります。


ここまで丁寧に呼ぶお母さんは
少ないですがでも実際にいます。
とても丁寧だなと思いましたし
その後も良い関係が続いています。


こんな所からも『価値観』の部分で
共感できる方とグッと距離を縮める
キッカケに繋がると思いますよ。


アメリカンの間でも
生まれた場所によって
様々な意見があるので
一概には言えませんが
Tipsの1つとしてお伝えしました♪


今日はレストランなどでの
チップの払い方、、
そして先生や~さんと
子供に呼ばせるときの
表現をシェアしました。


こんな時は何て言うの?
そんなご質問がありましたら
聞いて下さいね。


毎度、情報量が多くて
すみません^^;
次回は今度こそ(笑)
ホテルでのチェックインの仕方を
シェアして参りますね。


Miss/Mrsの内容に関しましては
ブログでも触れていますので
よろしければご覧ください。


http://ameblo.jp/ri-k-yu/entry-12197305401.html



※DMM英会話ブログ チップの常識 参照
http://eikaiwa.dmm.com/blog/global/america-tip/


※All About チップを渡す際のスマートな英会話 参照
http://allabout.co.jp/gm/gc/429309/


※子供が10歳くらいになったら
大人もファーストネームで呼ばせていると
言っていました。




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【2】私が英語と恋に落ちてから~人生は振り子~ 就職編③
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